NHK教育のハートネットTVで香川県善通寺市「四国こどもとおとなの医療センター」が特集されていました。この病院ではホスピタルアートディレクターを採用し、病院中にアートがあふれる、アイデアいっぱいの病院作りを進めているんだとか。そもそもホスピタルアートってなに?という疑問や、ホスピタルアートを実践している病院、ホスピタルアートディレクターの森合音さんにせまります。

ホスピタルアートとは?

そもそもホスピタルアートとはなんでしょうか?管理人、アート好きなんですけど初めて聞いた言葉です^^;なので調べたところ・・・。

無機質な病院にアートを取り入れることで様々なよい影響をあたえることができる、というものらしいです。

どういうことかというと、例えば入院中というのはとても暇ですよね。一日中病室の白い壁を見ているだけではどんどん気持ちも塞いでいってしまいます。

病は気から、という言葉もあるように、気分が落ち込んでしまえば病気にいい影響があるわけもありません。

ここにアートを取り入れることで、少しでも前向きな気持ちになってもらったり、穏やかな時間を過ごせるようになったり、アートのことで会話が増えたり、という影響を与えることができるようです。

また、小児科などでは病院嫌いの子供や、難病と闘う子供の助けになる、といった意味合いもあるようです。

日本ではまだあまり認知されていませんが、北欧や英国などでは一般的な考え方のようですね。

スポンサードリンク

ホスピタルアートディレクター森 合音さんのプロフィール

森合音さんは1972年生まれの43歳です。1995年に逢大阪芸術大学写真科を卒業されました。99年にご結婚され、長女が、2001年には次女が誕生しますが、2003年にご主人が心筋梗塞で亡くなられています。

ご主人が遺されたカメラで娘二人の日常を撮影した「太陽とかべとかげ」という写真集で2005年富士フォトサロン新人賞を受賞。

2009年、独立行政法人国立病院機構香川小児病院での壁画制作をきっかけにアートディレクターとして同病院に勤務され、四国こどもとおとなの医療センター建設時にはメインアートディレクターとしてアートプロジェクトに関わってこられました。

 

今年NPOアーツプロジェクトの代表になられました。(前年までは副代表)

30歳という若さでご主人に先立たれ、お二人の娘さんを抱えて、という逆境の中で写真家として活動されたことも、また現在のホスピタルアートディレクターという活動も素晴らしく、また愛にあふれた方なのではないかなと想像します。

四国こどもとおとなの医療センターではただ単に絵画を飾る、ということだけではなく人と人とのかかわり、人間もまた自然の一部であるということを重視しているとのことです。

森合音さんはコメントで

病と闘うために、日々細分化され進歩し続ける力強く父性的な医療という営み。その中にあって病院におけるアートの役割とは時に闘うことを離れ、そこで起こるすべての営みを根底からありのままに受け止めるという、もう一つの母性的な視点(まなざし)として存在することだと考えています。

と述べられており、次のページでも詳しくご紹介しますがこの病院は本当に面白い工夫が凝らされています。

四国こどもとおとなの医療センターや、全国のホスピタルアートを導入している病院は次のページへ!