たま~にTVで紹介される高橋淳(たかはし じゅん)さんというパイロットをご存知でしょうか?今日もビートたけしのTVタックルに出演されるそうなんですが・・・。この方、”世界最高齢の現役パイロット”としてギネスブックにも登録された方で、御年なんと93歳!です。軽い気持ちで「すごいな~」なんて思って調べたんですが、すごいなんて言葉では言い表せないぐらいすさまじく、そしてカッコいい方でした!

高橋淳さんのプロフィール

高橋淳さんは1922(大正11)年10月8日生まれで現在93歳です。東京都出身のパイロットで、海軍飛行隊として第二次世界大戦では最前線に出撃されていました。

まず、身体的なすごさというのをご紹介します。

この方、なんと身長が現在も180センチ以上あります。(185センチという話もあり)

・・・・・え!?ですよね。90年以上前に生まれた方が、現在も180センチ越えって、、、皆さまのおじいさまを想像していただけると、規格外の長身であることが分かると思います。

さらに、パイロットには毎年”航空身体検査”というものがあり、これをパスしなければ操縦を続けることができません。

これは腫瘍などの病気がないか、などのチェックに加え、視力や聴力のテストもあります。例えば視力なら、裸眼で0.7以上、などが求められますが、現役パイロットである高橋淳さんはもちろんこれを毎年パスしています。

つまり、まったく病気のない健康体の上、老眼や耳が遠くなるといったこともない、ということです。

本当にお年を召された方なのか、疑問に思ってしまいますよね。

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高橋淳さんのすさまじい経歴とは?

太平洋戦争を生き抜いてこられた方、というとそれだけですごいということは十分にわかっていただけるとは思うのですが、高橋淳さんはさらにすごすぎる規格外エピソードを持っていらっしゃいます。

18歳で海軍飛行予科練習生になり、その後一式陸上攻撃機の操縦士になった高橋淳さん。

一式陸上攻撃機というのは海面すれすれを飛んで魚雷で敵船を攻撃する部隊です。

高橋淳さんが所属した部隊は10機飛び立って半分の5機しか戻ってこられないような激戦区だったそうです。一度の攻撃で半分にまで人員が減ってしまう、というのは考えられないですよね・・・。

なんと終戦時に高橋淳さんがいた部隊で生き残ったのは高橋淳さんの操縦していた飛行機だけだったそうです。

一つの部隊にもともと配属された飛行機は100を超えると思うのですが・・・。

なぜ生きて戻ってこれたと思いますか?という問に対して高橋淳さんは、

精神力の問題。

だって死んだら好きな飛行機に乗れないじゃない。

とおっしゃっていますw

終戦後は民間機のパイロットとして、また49歳からは独立され、フリーのパイロットとして様々な飛行機を操縦されてきたそうです。

キツかったのは、テストパイロットの仕事だね。大工やそば店の店主が趣味でつくった飛行機に試乗するんだよ。素人が作ったものだから危なくってしょうがない。飛行機に車のエンジンのせてたりするんだからさ(笑)。パイロット仲間からは「淳さん、よくやるねえ。オレは絶対乗らない」ってあきれられてたな。まあ、こっちも命がけだから、隅々まで機体を調べるわけよ。飛行機の設計もイヤというほど勉強してさ。それで設計図を穴のあくほど見るわけよ。この機体は大丈夫かなって。それでいけそうなら乗るんだけど、すぐには飛ばない。離陸する前に少しずつ試しで走らせて、クセを見分けていく。少しずつならしていきゃあ、どんなじゃじゃ馬も乗りこなせるってわけ。でもさ、なかには、「組み立ててから設計図を書いた」なんてのもいたな。さすがに後で聞いて背筋が凍ったよ。

など、かなり危険なお仕事もされているようです。

もちろん楽しいお仕事ではなかったようなのですが、このキツイお仕事が今の技術にもつながっていると感じられているようで、

いくら好きな仕事に就いたって、楽しい仕事ばっかりじゃない。生活のために嫌な仕事だってしなきゃならないこともある。家族を抱えてたらなおさらよ。でも、振り返ってみると、その嫌な仕事が後々、自分の力になっているんだな。嫌な仕事だって悪いことばかりじゃない。だからって気負ってやるんじゃないよ。嫌な仕事はささっと片付けて、すぐに忘れちゃえばいいのさ。それで、楽しいことだけを考える。メリハリが大事なんだよ。

とおっしゃっています。

どんな仕事にも通じる心構えだと思いますし、とても深いですよね。高橋淳さんが生き抜いてこられた人生の重みを感じました。

そんな高橋淳さん、非常にかっこいいキャラをされていて、名言もたくさんあります。

世の中ってのはさ、そもそも不条理なんだよ。何でも平等じゃない。だけどどんな状況にいても、楽しいことも必ずある。それを見つけて楽しく過ごすようにすればいいの。

などなど、高橋淳さんの名言は次のページで詳しくご紹介します!